映画感想 - ウォルト・ディズニーの約束(2013)
★★★★☆
【あらすじ】
気難しいおばさん「わたしが作ったメリー・ポピンズ、映画化なんかさせないわ!」
ウォルト・ディズニー「頼む〜〜後生や〜〜映画化してくれ〜〜〜」
みたいな感じでいかにして名作「メリー・ポピンズ」が作られたかを描く話
【感想】
歌って踊ってアニメのペンギンも出てきて、とにかく一度見れば元気になりまくる「メリー・ポピンズ」なんですが、製作前の作者トラヴァース夫人 曰く「歌なんか歌わせないし、踊りなんか絶対ダメ。ましてやアニメなんか入れ込んだらマジでぶっ殺す」っていうぐらい頑なに拒否。それをウォルト・ディズニーはどのようにしてトラヴァース夫人の凍った心を溶かしていくのか・・・というのが大きなストーリーなんだけど、これ絶対事前にメリポ見とかないと全く感情移入できないだろ・・・と思いながら見てました。なのでメリー・ポピンズは見ておいてください。昔の映画ですが間違いなく最高に面白いです。
そして前半1時間はとにかくトラヴァース夫人こと気が狂ったパンチパーマババアがヒステリー起こしまくってアレもダメこれもダメと全てにおいて完全否定しまくるおかげでストレスポイントが100兆ぐらい溜まるので見る時は要注意でお願いいたします。どうしてここまで気難しくなったかという経緯は暗い子供時代にあって、それをうまい具合に挟みこんでキレイにまとめていくので、後半はもう「トラヴァース夫人もつらぽよだったんだね・・・うんうん」とはなって80兆ぐらいは浄化されるんですけど、それでも20兆残ってるからな!
クラシックな造形のミッキーにエスコートされるババア
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