映画感想 - スクリーム(1996)
スクリーム
★★★★☆
【あらすじ】
静かな田舎町ウッズボローで高校生二人が惨殺される事件が起こる。ゴーストフェイスの仮面をつけて電話を使い言葉巧みに追い詰めていくその犯人の魔の手は、やがて1年前に母を亡くした過去を持つごく普通の女子高生シドニーにも襲いかかる!ホラー映画を模倣したような犯人の目的は?そもそも仮面の下の犯人は一体誰なのか?な話
【感想】
私の好きなゲーム「Dead by Daylight」で映画コラボとしてこのゴーストフェイスがプレイヤーキャラとして参加した(しかもめちゃくちゃ強い)ので嬉しくなって再鑑賞。犯人以外全てキレイさっぱり忘れていたので新鮮な気持ちで見れました。ホラー映画のあるある(セックスしたら死ぬ、童貞は助かる、「すぐ戻る」は言うな)をホラー映画という枠組みの中でいじりまくるメタ構造は今見ても革新的ですね!「みんな外に逃げればいいのに絶対2階に逃げちゃうよね」と言ったあとで2階に逃げざるを得ない状況に陥ってビンビンに死亡フラグ立てちゃうなど、予測不能で楽しいところは今見直すと相当な面白さでした。劇中にみんなで見ながらケチをつけるホラー映画が「ハロウィン」で、殺人鬼マイケルもDead by Daylightに出てるという嬉しい偶然も最高!
ドリュー・バリモアが殺されるオープニングの完成度は完璧に近いクオリティだし、犯人の靴と保安官の靴がほぼ同じなのをわざとらしく強調して映したり、とある人物が行方不明になっていたり、どう考えても怪しい奴のアリバイが完璧だったり、目まぐるしく犯人の疑いが変わっていく細かいミスリードの見せ方も巧い!この辺は中学生ぐらいに見た時より印象的に見えたな。せっかくだからこの調子で3まで見てみるかなぁ〜