映画感想 - エージェント・ウルトラ(2016)
★★★☆☆
【あらすじ】
ワイはハッパ中毒のダメ男、彼女は優しくてサイコー、プロポーズも考えているけどいかんせんダメ男なもんでなかなか踏ん切りがつきまへん…。
そんな中、バイト中に客の女から謎の暗号を告げられた時、隠された秘密が覚醒。なんとこのダメ男はCIAの極秘計画で生み出された最強エージェントだったのだ。危険すぎるこの男を極秘計画ともども隠蔽するためにCIAが動き出すが、またたく間に刺客をブチ殺していく。しかし彼女を人質にとられ、絶体絶命のピンチ!果たして彼はCIAの目論見を阻止し、彼女にプロポーズできるのか?
【感想】
「ゾンビランド」やら「ソーシャル・ネットワーク」で有名になったジェシー・アイゼンバーグが主演の痛快アクション。とことんネガティブで家ではハッパばっかり吸ってる終わってるコンビニバイトのナヨナヨ男がひとたび覚醒してあらゆる道具で敵を倒していく姿は大変痛快であった。
物陰からフライパンを投げてそこに銃を放ち、跳弾で敵を倒す
痛快ではあるが、全体的にな〜〜んか物足りなかったな〜というのが正直な感想。最強エージェントを作り出した理由やそれを消し去ろうとするCIAの意思も説明不足だったのでイマイチ入り込めなくて、「なんで今こいつこんなに追いつめられてるんだ?」となってしまった。悪役も突出したクレイジーなやつはおらず普通なのは主役の強さを引き立てるためなのかもしれないけど、だったらもっともっと無双感を出して欲しかったな〜!ジョン・ウィックやらブライアン・ミルズ(96時間)ばりにめちゃめちゃにして欲しかった!顔はイケたメンなので好きなんだけどね〜。
ちなみに原題は「American Ultra(アメリカン・ウルトラ)」っていう名前で、すごいバカっぽいのでこのままでもよかった気がするんだけどな。やっぱりアメリカ至上主義的なタイトルになっちゃうから全世界で通用するタイトルにしたんだろうか。
【予告】