映画感想 - ライフ(2017)
ライフ
★★★★☆
【あらすじ】
火星から採取した土から、微生物を発見。「カルビン」と名付けられた未知の生命体は、宇宙ステーションで6名の宇宙飛行士によって研究されていた。しかしカルビンは次第に意志を持ち、どんどん成長していく。そしてやがて人すらも食い始めていく…助けて〜!
【感想】
簡単に言うと「宇宙船で正体不明のクリーチャーに一人ずつ人が食われていく」という手垢まみれのストーリー。なのに、「予算」と「豪華キャスト」のおかげで大変良く見れました。良い…「デッドプール」のライアン・レイノルズ、カメレオン俳優のジェイク・ギレンホール、日本から真田広之、あといろいろ。宇宙船やら宇宙科学の考証がしっかりしとる設定だな〜とは思ったし、本当に安心して見れる良さです。
謎のクリーチャーは知能は一切なく筋肉のみで構成された存在で、異常なスピードで成長していっていくんだけど、その造形もま〜〜〜〜普通。特筆なし。体全体で獲物を取り込んで、細いダクトを通って宇宙船のいろんなところを移動する。ジョジョ第二部のサンタナと全く同じ。何から何まで普通なのに、すごい面白い。不思議すぎる…。これぞ宇宙の神秘…。
真田広之が序盤でタブレットを使って地球の奥さんと通信してて、その奥さんが子を産むんです。で、「娘が産まれた〜!」ってみんなに祝ってもらうんだけど、ベッタベタな死亡フラグ!!!!!!!絶対地球に帰れない!!!!!と悲しくなりました…。そんな感じで一人ひとり殺されていって、最後どうする〜!ってなった時のオチも、実に良かった。大体読めたけど、このオチはとっても好き。90分ぐらいでさくっと終わるのでオススメです。
【予告】