映画感想 - アーロと少年(2016)
★★★☆☆
【あらすじ】
6500万年前、隕石が地球に墜落せずに恐竜が生き残った世界。農業を身につけて作物を育てて冬をしのぐ恐竜一家に産まれた三兄弟の末っ子アーロは、パパの力強さは全くなく非力で臆病で優し〜い恐竜であった。ある日作物を食い荒らす人間の少年に遭遇する。パパとアーロはあしあとを頼りに追いかけるが、その途中で激しい嵐にあって、アーロを残してパパが流されて死んでしまう。
残された家族は作物の収穫も馬力が足りなくて冬がこせね〜とお通夜ムード。しかしそんな中またしてもあの少年を発見する!このやろ〜と追いかけるが、少年ともども川に流されてしまう。で、二人でいがみ合いながらも自分の家に帰ろうとするが、大自然の脅威が待ち構えていた…という話
【感想】
話は恐ろしいほど普通〜〜〜〜〜〜〜〜〜、なんだけども、とにかく大自然の描写が美しすぎましたね。火、水、風、光、もう実写でいいだろって思うぐらいものすごいクオリティで、見ていくうちに「これはピクサーの『ワテらのCG技術、ここまで進化しましたで〜〜〜!見てや〜!』っていう素材集だな…」と思ってしまいました。ストーリー、キャラクター、全く驚きの無い展開なのは「迷子になったから家に帰る」っていう地味過ぎるテーマだったからだろうな〜〜〜〜う〜〜〜〜ん。その次の日に地上波で見た「モンスターズ・ユニバーシティ」はマジの完璧な作品ていうことを再確認いたしました。
アーロが少年と一緒に大冒険するんだけど、とにかく大自然が過酷なだけってのもちょっと単調だったな〜。腐った食べ物を食べて幻覚見えてしまうシーンはダンボを彷彿とさせて良かったけどね。