映画感想 - リトルデビル(2017)
リトルデビル
★★★☆☆
【あらすじ】
サマンサと結婚し、連れ子を迎え入れ新生活を始めようとしていたゲイリーだったが、その連れ子ルーカスは無口で誰とも心を開かず笑顔もない。ゲイリーは父として絆を深めようとするが、ルーカスは"悪魔の子"だった…!一体どうなる?
【感想】
「オーメン」を下敷きにしたホラーコメディで、監督は「タッカーとデイル」の人。タッカーとデイル、まじで面白かったからこっちもあわせて見てみたけど、こちらもなかなかどうして、な感じでした。ルーカスと絆を深めようとするも全くなびかないルーカスがあの手この手で楽しませようとするところはかなり泣ける。血がつながってないのに…。見ていくうちに徐々にゲイリーに感情移入してきて、プールで遊ぶ辺りからルーカスの笑顔も増えてきて、うっ、うおおおおお〜〜!泣ける〜〜〜!となりました(笑えるんかいっっっ!とは思ったけど)。終盤の宗教がからんだ展開も説教くさくなく、どこまでもコメディ一直線を貫いていく感じでよかったですね。
ゲイリーの友達のアルという人、見た目がおばさんで口調や下ネタ具合も男っぽい、かつ父親としての配役で「???」と思ってたんだけど、ブリジット・エヴェレットという正真正銘の女優さんで、性に左右されない配役で今どきだな〜と思った。凝り固まった頭をほぐさねばなりませんね。
【予告】