映画感想 - クリスマス・クロニクル(2018)
クリスマス・クロニクル
★★★★☆
【あらすじ】
サンタの存在を信じる妹とやさぐれた兄がクリスマスイブに正真正銘のサンタクロースに出会う!しかしその偶然の出会いが引き金となりソリを壊しトナカイとはぐれプレゼント袋を無くしてしまった。夜が明けるまでに配り終えないと人類全員やさぐれてしまう!果たしてサンタは兄妹の力を借りてプレゼントを配りきれるのか?な話
クリスマスイブに見ました。自宅で。一人で。時折暗いシーンで画面に反射した私の見すぼらしい顔面と目が合って切なくなりましたが、どこまでもクリスマスシーズンにぴったりのファンタジックな家族向け映画でしたね!子供に見せたい。いないけど
カート・ラッセルのやや豪快なサンタのキャラが革新的で素晴らしかったし、「全ての人間の名前とあげたプレゼントを記憶してる」「プレゼント袋の中には無限の空間が広がってる」「クリスマススピリットを満たすことで世界から争いを無くしてる」など、様々な分かりやすく楽しい設定に夢が広がった…。サンタに偶然的に協力することになった妹はビデオカメラ片手に100%信じる姿が純粋でかわいく、兄は信じることをやめたと言いつつ本当は少し希望を捨ててなかったり、どちらも可愛げのある奴だった。兄役のジュダ・ルイスは「ザ・ベビーシッター」に出てた時から「こいつは売れる」と思ってたので、ここからさらに大活躍して欲しいですね。
オープニングに毎年恒例で撮ってる家族のクリスマスホームビデオが泣けるし、そのビデオを活かして時折POVになるのも楽しかった!いや〜まさに今日見るべき良き映画。大人たちがサンタクロースに純粋に向き合うと、こんな素晴らしいものが作れるんですね…心が洗われました。敬具
【予告】