映画感想 - スナッチャーズ・フィーバー -喰われた町-(2016)
★★★☆☆
【あらすじ】
課題制作をするためにとある町を訪れてドキュメント映像を撮影していた映画学科の大学生4人。しかし行く先々で不穏なことが起こる…。背を向けて一生立ち続ける人、異常なメイクを施す双子、毛の生えた生肉が入った弁当を持ってる少年、「あのパパはもうパパじゃない、助けて…」と救いを求める少女。一体この町は何が起きてるの…?な話
【感想】
町に住む人々がいつの間にか「何か」に乗っ取られていってしまう系ホラー。日常の中の異常な雰囲気が不気味に描かれており、序盤〜中盤の乗っ取られた人の奇怪な行動の数々には背筋が寒くなることうけあい。でも全編POVだと思い込んでたが、それは要所要所だけであった。う〜ん個人的にはPOVを使うなら全部POVを貫いて欲しい派なので、そこは少し残念だったかな。
あとPOVパートの時、画面揺れとノイズが過剰過ぎて何も見えなかったのもちょっと…。それが恐怖を煽る演出と言えばそれまでなんだけど、それにしては今まで見たPOVの中で一、二を争うぐらい何も見えない揺れだったな〜。さらに言ってしまうと、顔のアップのシーンめちゃめちゃ多い!全体をもうちょっと見たいのに、ひたすら登場人物の顔のアップばっかりで退屈さは感じたかな〜。気になる点は結構あるけど全編通しての「不気味さ」はなかなかのものなので、暇なときに確認してみてはいかがでしょうか。タイトルロゴが出てくるところはめちゃダサいけど。敬具
【予告】