映画感想 - シンクロニシティ(2016)
★★☆☆☆
【あらすじ】
タイムマシンを発明した物理学者のジムは、制作費がやばすぎて動力源となる物質「MRD」を資産家のクラウスから提供してもらわないといけない状態になってしまった。タイムマシンの権利のほぼ半分を明け渡すことで渋々MRDを調達するが、罠にハマってタイムマシンのほぼ全ての権利を奪われてしまう。もしかしたらジムのもとに突然現れた女性アビーが実はクラウスのスパイで、タイムマシンの技術を盗もうとしていたのでは…と勘ぐる。そこでジムは自らタイムマシンで過去へ戻り、真相を突き止めようと奔走する…という話
【感想】
NETFLIXで配信されていたB級タイムトラベルもの。1周目に普通に話を展開させて、過去に戻ったジム目線で2周目が展開されてそれぞれのシーンの穴が埋まっていく感覚はバック・トゥ・ザ・フューチャー2を彷彿とさせるけども、ちょっと説明不足過ぎて話を理解するのに苦労したな…なんでこんなに分かりにくかったんだろう…。登場人物の行動が謎すぎて感情移入しづらかったのもあったかな?
近未来が舞台の話なのに、何故か街の風景でいきなり渋谷のシーンが挿入されたりという謎の編集があったり、せっかく作ったタイムマシンなのに惚れた女のために私利私欲を100%注ぎ込んでしまうのも物理学者としてあるまじき行為で全然納得がいかないし、とにかく細かい粗が目立つものであった。う〜ん。
【予告】