映画感想 - ミッドナイト・ミート・トレイン（2008）

★★★☆☆

【あらすじ】

カメラマン「は〜ニューヨークで謎の失踪事件が多発してるけど、おれ写真家だからこのカメラで何とか真相を究明してみせるぞ〜って探ってたらマジの殺人鬼がひとけのいない地下鉄で殺戮を行ってることに気づいた〜！」ってなる話

【感想】

小栗旬とかが出て壮大に滑った「ルパン三世」でメガホンをとった北村龍平監督のやつ。序盤から中盤にかけて「失踪事件が相次ぐ」「地下鉄の駅員もグルになってる」「夜な夜な殺してる奴が食肉工場に勤めている」「肉を食う描写が結構ある」という要素が出てきた辺りで「ニューヨークで食べられている肉はすべて人肉だった〜っていうオチだったらぶっ殺す！」と思ってたんですが全然違う方向に進んでいったので、「これはこれで何！？」と思いました。独特のカメラワークで繰り広げられるスプラッタ描写はけっこう頑張ってたし、殺人鬼のマホガニーの一切喋らない怖さ（これも理由がある）や真夜中の地下鉄の雰囲気の暗さなどはあったけど、前半はやや退屈だったかな〜。最後のオチもちょっと説得力が無いような気もする・・・。