映画感想 - 呪われた家に咲く一輪の花(2016)
呪われた家に咲く一輪の花
★★☆☆☆
【あらすじ】
有名ホラー小説家のブラム夫人の家に住み込みで世話をすることになった看護師のリリー。しかしこの家には、何かがいる…。
【感想】
NETFLIXオリジナルのジワジワくるホラー。どちらかというとジャパニーズホラー的な「何かがいる」感を極限まで高めた、静かなトーンで進んでいくやつ。合間にブラム夫人の小説のフレーズや、詩的なモノローグ、そしてゆっくりゆっくり展開していくので派手な爆発やスプラッターを求めている人にはかなり退屈かもしれない。かくいう私もそこまでハマることはなく…。
具体的にお化けが出てくる描写は少ないものの、終始いるいる感と不穏な空気を出すのがとてもうまい印象。TVの砂嵐、引っ張られる電話のコード、そして壁の中の何か、シミ…静謐感の中にある恐怖もありっちゃありかと思います。次はバランスを合わせるために大爆発して巨大ゾンビが出てくる映画を見ようかな。
【予告】
【静かなホラー関連】