映画感想 - (r)adius ラディウス(2017)
(r)adius ラディウス
★★★☆☆
【あらすじ】
車の横転で記憶を失ったリアム。助けを求めて走ってる車を止めようとしたら運転手が死んだ…。食堂に入っても、全員死んどる…何故…?どうやら事故のあと、「自分の周囲15mに近づくと即死する」という謎の設定がのっかった!何で〜!助けて〜!でも近づかないで〜!と思ったら近づいても死なない女が訪れる…な話
【感想】
まずこの設定、100点!リアムが即死トリガーの発動理由を見つけるまでの戸惑い、反応がなかなかリアルで、序盤でガッチリ掴んでくれました。その即死の設定に加えて、記憶喪失になったリアムが偶然出会った女性とともに行動して記憶を取り戻していき真相が浮かび上がってくる展開はベタながらも割と良かったかと思います。少々オチは読めてしまいますが…
設定や導入はかなり熱いんですが、なんとな〜く中盤が少しだるっとなってしまったような。せっかく素晴らしい設定があるんだからもっとパニックに陥って人をバッタバッタと死なせまくってもよかったかな〜とも少し思ったり。とはいえ思い付いたもん勝ちなオリジナリティあふれるアイデアは好感が持てるのでお暇なら是非。この設定がのっかった理由についてはまあ御察しの通りかなり無理があるけど、そもそもがSF(少し不思議)過ぎるので寛大な心で許してあげましょう!
【予告】