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映画感想 - チャイルド・プレイ(2019)

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チャイルド・プレイ

★★★☆☆

 

【あらすじ】

カスラン社が製作したAIお手伝い人形「バディ」。Google Homeみたいに家庭内の電化製品を操作したり子供達の遊び相手になったりといった未来のオモチャなのだが、ぼっちのアンディの家にやって来たチャッキーは何か一味違う…?やがて攻撃性や暴力性が制御できなくなり、一人また一人と殺されていく!果たして親友チャッキーを止めることは出来るのか?な話

 

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【感想】

クラシックホラー「チャイルド・プレイ」のリメイク。昔のやつは確か殺人鬼が追い詰められた時に黒魔術を使って魂を人形に乗り移らせたんだっけ。そっちのオカルト設定の方が全ての制約を破ってムチャクチャ出来るからいいよね。今作は時代を反映してAIが暴走するという感じになってるけど、どーしても「そこまでAIが出来るか???」という気持ちが拭いきれなかったかな〜。ギャグ映画であることは重々理解はしていたんですが…。あとデフォルトの状態でめちゃめちゃ顔が不気味なのにそれが大衆に受け入れられて超人気になってるアンバランスさも嫌だった…。原作の方が可愛さと凶悪さの対比もすごくて印象が強いだけに、どこまでもブサイクだったな…何故こんなデザインに…?あと、アンディに危害を加えてないシンプルにめっちゃ良い人やねこちゃんは殺さないでよね…涙

 

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いったんそれは置いとくとしてこのままだと☆2か…?と思ってたんですが、隣のおばさんに「贈り物」を届けるシーンと、終盤の広い場所を舞台にした怒涛の展開は「もう知らん!無茶苦茶やったれ!!!!」という製作陣の声が聞こえてくるような覚悟を感じて、そこはアッパレだなと思って☆が1プラスされました。まさに大爆笑と大パニック!!終盤、急に人がいなくなって「90年代の映画のセットかい!!」みたいな場所に転換するのも潔さと無茶苦茶さが高まっていて笑ってしまいました。あとアンディ役の子役なんですが、泣き・必死・懇願の演技がものすごく上手で、チャッキーのせいなのに信じてもらえない焦燥感や危機感をかなり上手く表現していて、「こいつ、大物になる…」と思いました。これは一見の価値アリでしたね

 

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余談ですが、チャッキーの声、ルーク・スカイウォーカーマーク・ハミルだったんですね…スタッフロールで気付いた…何で引き受けた?