映画感想 - ジョン・ウィック(John Wick)(2014)
★★★★★
【あらすじ】
最愛の妻を失って、何にもやる気がなくなってたジョン・ウィック。そんな折、妻から最期の贈り物、めっちゃかわいい犬が届く。
「車ばっかり趣味にしてないで、気持ちを切り替えて…」というお手紙がついていた。デイジーと名付けられた犬と一緒に過ごすうちに、生きる希望を見出すようになる。
そう思ったのも束の間、ロシアン・マフィアのボスであるヴィゴーのドラ息子・ヨセフに因縁をつけられ、自宅を襲撃される。車も強奪されて、さらにかわいい犬まで殺される。形見の犬なのに…!
そんなドラ息子の行動に、ボスであるヴィゴーはマジで戦慄。
ヴィゴー「お前、まじでやらかしたな…。ジョン・ウィックは、引退したが、かつては"バーバ・ヤーガ(=化け物)"の異名を持つ殺し屋だったんだぞ…。しかし化け物っていうレベルじゃねえ…化け物すら殺せる男なんだ…。お前を絶対に殺しにくる。その間、お前は何もできないし、何が起こったかも理解できないだろう…。」
息子「え…」
みたいな感じで形見の子犬を殺されたジョン・ウィックが静かに復讐しにいき、ついでにマフィアもろとも壊滅させにいく話
【感想】
キアヌ・リーブス~!最ッッ高~~~!!!!今までに全く見たことないかっこ良すぎるガン・アクションを披露するんだけど、それがマジでありえないぐらいかっこいい!!
車で跳ね飛ばしてる途中にも視界に入ってないのに正確に撃ち抜く!めちゃめちゃ過ぎる!
もっと最高なのはこちらの動画。あわせてご覧ください。
敵がみんな同じ服着てるのも分かりやすすぎますね
かつてクリスチャン・ベールが主演したカルト的な人気を誇る「リベリオン」で登場したガン=カタが一瞬頭をよぎったけど、それとはまた違うガン・アクション+カンフーの「ガン=フー」という新ジャンル(映画の中でそんな名前は出てこないけど)らしく、最高にかっこよかったな~~~。最近は公園のベンチで一人でサンドイッチを食べてるところをネットにさらされて愛される対象になってたり、マトリックス以降の主演映画もあんまりパッとしなかった印象あったけど、これでキアヌ超復活!!!ウルトラスーパーミラクルクールなガンアクションを見せつけてくれましたわ~。キアヌ最高〜〜
ジョンウィック最強伝説エピソードは映画内で枚挙に暇がないけど、かなり好きなシーンを上げるとすると…、ジョンを狙いに来た殺し屋10人を自宅で返り討ちにした後、騒音の苦情として警察がくるんだけども、
ジョン「なにか用か?」
警官「ちょっと騒音の苦情がね…」
(チラっと部屋を見て、死体が転がってるのを見る)
警官「あ…、"復帰"したの?」
ジョン「ああ、まあ」
警官「そっか~。うん、まあ、見なかったことにしとくよ」
っていうこの「警察すらひれ伏すこの死神感」ね!!他にもこんな感じで「いかにジョン・ウィックがヤバいか」っていうのが存分に散りばめられてるのも軽い笑いになってていいバランスだった!自宅で10人以上を返り討ち、クラブハウスでの銃撃戦、隠れ家の襲撃、車に乗ったまま雑魚を掃除しまくるラストバトルなど、圧倒的迫力と目新しいバトルは近年まれにみるクオリティ!とにかくキアヌ・リーブスわっしょいわっしょいカーニバル爆裂開催中と言わざるをえない痛快で最高のアクション映画だったので、シリーズ化してくれ~~~~~~!と願っていたら、早速続編の制作が発表されたらしいぞ〜!楽しみ〜!
【予告】