映画感想 - 死への招待状（2015）

死への招待状

★★★☆☆

【あらすじ】

明日は高校卒業以来10年ぶりの同窓会。限られたメンバーで前夜祭を開いて久々の再会を楽しんでいたが、少し離れた小屋でメンバーの死体が発見されて事態は急変。謎の殺人鬼が潜んでいる…！たすけて〜！

【感想】

NETFLIXで配信されていたので、見た。仮面をつけたシリアルキラーといえば「13日の金曜日」、「悪魔のいけにえ」、「スクリーム」や「スマイリー」などがありますが、こちらも仮面殺人鬼の新キャラとしてなかなかいいビジュアルをしておった。卒業式に着るあの学帽とケープ、そして額に「DIE」と書かれた仮面という装いがグッド。

そして、四角い学帽に仕込まれたカミソリで切り裂いて殺す！なにそれ斬新〜！

で、アメリカの卒業アルバムには、写真に加えて「most likely to 〜〜（〜〜しそうな人）」というフレーズで「未来の私」という項目があるらしい。そして集められたメンバーにはそれぞれ「何でも食べそう」、「欲しいものを手に入れそう」「タレントになりそう」「氷上（ホッケー）の伝説になりそう」「最後に笑いそう」など様々な未来の姿がアルバム委員によって書かれており、その中で「most likely to die（死にそう）」と書かれていじめられていた奴が復讐に燃えて、その「未来の私」になぞらえて殺していくという感じ。ビジュアルも殺し方もなかなか良かったけど、知らん登場人物がいきなりたくさん出てきて過去の話などで深掘りしていく割に、断片的かつ冗長に話すもんだから退屈な場面が多いのが気になったな。余計な話せずにハイペースで殺されていってくれよ！