映画感想 - ANON(2018)
ANON
★★★☆☆
【あらすじ】
人々の視覚情報が全て記録・共有され、人の顔を見るだけで個人情報がARで浮かび上がる近未来。フリーランド刑事はとある殺人犯を追っていたが、そいつは視覚情報をハッキングして証拠が残らないように犯行に及んでおり特定は難航。そんななか捜査線にあがったのは、どんな記録媒体にも情報が無い謎の女「アノン」だった…な話
【感想】
ここ数年の映画館初めはほぼ「未体験ゾーンの映画たち」。静かで冷たいディストピア感漂う雰囲気が心地よく、登場人物もほぼ感情を露わにしない落ち着いた空気で進むSFサスペンス。現実でもAR技術の進歩は凄まじく、いずれこんな世になりそうではあるな…と思いつつ、視覚をハッキングされてエレベーターが来たと思ったら来てなくて落ちそうになる!とか、車が来てないので渡ろうとしたら思いっきり車がいてぶつかる〜!みたいな攻撃をされて何が現実で何がバーチャルなのか分からなくなってしまうのはかなり気が狂いそうでしたね
正直いうと、そんな近未来設定を差し引くと割と普通のサスペンスだったかな〜っていうのと、割と淡々と地味〜〜に進みすぎて序盤の方でかなり眠気が来てしまい、そのままテンションも一定だったのでストーリーにそこまで没頭できず…って感じでした。すみません。犯人の意外性や動機もそこまで衝撃的ではなかったような。うーん、まさに未体験ゾーン枠って感じでしたね。アノン役のアマンダ・セイフライドさんはかなり可愛かったです
【予告】
※日本のNETFLIXには無いです