映画感想 - スキン・コレクター(2017)
スキン・コレクター
★★★☆☆
【あらすじ】
美少女ピアニストのキラは原因不明の「肌が白くボロボロになるなる病」を患ってしまった。このまま全身に広がっていくの〜!?と思いきや、なんか癒着が異常に速く、他の人の皮膚をくっつけるとまたたく間に同化して綺麗になった。最初は遺体安置所の死体から皮膚を拝借していったが、次第にもっと新鮮な、若え女のピッチピチの皮膚が必要や…と、凶行に及んでいく…
【感想】
女の肌がボロボロになる、というホラー。「女の肌ボロボロ系」といえば「THE BITE 変身する女」という荒々しいものがありましたが、こちらはビジュアルや人間関係をはじめ、家具や小物といった細かいところまで考えた美しい画作りを追求しているような感じで、とても好感が持てましたね。いくらケアをしてもババアみたいにボロボロになっていくつらい精神状態のキラを、隣人のソフィアが優しく包み込んでくれる…というレズ的な要素もあり(良い)。そして若い女を拉致して殺して、肌を削いで自分に移植していく…というシーンも見ものです。
そこまでは良かったんだけど、中盤以降なんか思ってたよりも全然違う方向に行っちゃって、それは予想外で良かったものの「いや、こういうのが見たいんじゃなかったんだけどな…」という気分になりました。個人の感想です。あと、これを見る前にどうしてもキネカ大森で窓口販売限定の「バーフバリ 王の凱旋」絶叫応援上映のチケットを買わなければならないという予定があったために20分遅れてしまったというのもノリ切れない原因だったのかもしれません。いつもは遅刻なんかしないんだけどな(映画に対して真摯なので)。バーフバリ!バーフバリ!バーフバリ!
【予告】
【女の肌ボロボロ関連】
こっちは女がブスでモンスターになっていく