映画感想 - ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017)
★★★☆☆
【あらすじ】
銀河パトロールエージェントのヴァレリアンは、相棒のローレリーヌが大好きだが、当の彼女は見向きもしない。そんな中おとずれた宇宙ステーション「アルファ」は500年以上かけて様々な宇宙船・コロニーがくっついて出来たとんでもなくでっかい惑星都市だった。
そんな宇宙ステーションの内部が、放射能で汚染されていることが判明。宇宙に存在するほぼ全ての種族が住み、経済活動や知識の共有が行われているこの場所が崩壊したら、宇宙はもうヤバイ…ということで、ヴァレリアンとローレリーヌの二人がタイムリミットである10時間以内に何とか原因を突き止めて危機を救うのだが、その裏にはある陰謀が隠されていた…あと、ローレリーヌにプロポーズしたい…。
【感想】
原作漫画が「スターウォーズ」に影響を与えたというフランス産SF漫画の映画化で、リュック・ベッソン監督、デイン・デハーン主演。見たこともない多種多様な宇宙人のビジュアルやら生活模様、いびつに成長を続けためちゃくちゃデカイ宇宙ステーションなど、世界観がめちゃくちゃ凝りまくって情報量がスゴイ!連続ドラマにして10話ぐらいかけて色んな地区に行って欲しいほどにわちゃわちゃ。でも本筋のストーリーは割とゆるめなスペースオペラで、主演二人の掛け合いがなかなか楽しいやつでした。ローレリーヌ役のカーラ・デルヴィーニュどの、非の打ち所がないほどの美しい顔立ち…。「スーサイド・スクワッド」のエンチャントレス役だったんだね。どこまでもクールでイカした女だった。
重要なミッションなのにラフな格好で来て、謎の挨拶
世界観が凝りまくってるのはいいんだけど、何から何まで「知らない事」だったので情報が洪水のように流れ込んできてかなり大変でした。知らんことばっかや〜〜〜ZZZ…みたいになってしまう可能性があるので、見る場合は予備知識を少し入れておいた方がいいですね。R&Bシンガーのリアーナが変幻自在の宇宙人の役で出てきてずっと踊りまくるシーン、「これ何の時間?」ってなってしまったしな。結果、評判はあんまり良くなかったみたい。え〜ん。2時間にまとめるのかなり無理があったよな〜。
【予告】