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映画感想 - 特捜部Q Pからのメッセージ(2016)

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特捜部Q Pからのメッセージ

★★★★☆

 

【あらすじ】

未解決事件を再捜査する特捜部Qに、7年前に書かれたボトルメッセージが届けられた。そこには「助けて」という悲痛な叫びと、かすれてイニシャル「P」だけが判別できる名前。誘拐と見て捜査を進めるうち、また新たな誘拐事件が発生していることに気づく。果たしてこのメッセージの主は?犯人の目的とは?な話

 

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【感想】

北欧の人気ミステリーシリーズ「特捜部Q」の3作めで、4月に公開される4作目に向けて毎月下旬に1作ずつ見てました(几帳面ジジイ)。今回は「宗教」「信仰」を根幹とした凶行が描かれて、カールとアサドがそこに立ち向かうという構図。毎回このシリーズは犯人が外道という特徴があるんだけど、こちらもかなり手口が非情でしたね。でも犯人がその凶行に走るきっかけとなったトラウマ的事件はなかなか哀しくもあり、少しだけ同情の余地はあったかな。このシリーズはいつも推理の必要がないほど分かりやすい展開なのに、脚本の暗さ重さとスリル・ショック・サスペンスのバランスがよくて毎度最後まで目が離せない!

 

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泥臭いカールは前回の事件でややうつ病みたいな感じになってて不調が続いて、それをカバーするようにアサドが欠点が無いほど完璧な活躍を見せてくれたのが良かったですね。カールがポンコツの時はアサドが頑張る、これが正しいコンビの姿!でも恒例の濃すぎるコーヒーが出なかったのは少し残念!あと、3人目の秘書ローセもキャラが際立っていい仕事をして、チームとしての良さが育ってきてましたね。4作目も楽しみや!

 

【予告、めちゃめちゃ面白そう】

 

【前作】