映画感想 - ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013)
★★★★★
【あらすじ】
頑固なおじいちゃん「宝くじ100万ドル当たった。今からネブラスカ州まで歩いて取りに行く」
息子「いやいや、それよくあるインチキなやつだから。その場所行っても絶対何ももらえないって」
おじいちゃん「今から、歩いて行く」
息子「1300kmもあるのに無理だから。当たってないし」
おじいちゃん「100万ドルもらいに行く。トラックとコンプレッサーを買うんだ」
息子「どんだけ頑固なん・・・仕方ないから車で連れてってあげるよ。でも絶対もらえないからな?」
みたいな感じで父と息子の珍道中を描く話。
【感想】
良さがあり過ぎる〜〜〜〜〜!!!!!父と息子がの心の交流〜〜〜〜〜!!!!!!!良さでした。1300km(車で東京から鹿児島まで行くぐらいの距離)を車で行く旅なんだけど、そこから途中で馴染みの街に寄ったらもう宝くじ当たった噂が広まってて「やったなあ!」とか言う人もいるんだけど、「実は昔に借金しててな・・・あれを返して欲しいんだけど」みたいにたかる人もいて、そうかと思えば父の元カノが出てきて昔の話をしてくれて「こんな過去あったんかい」みたいに息子が思ったりして、そこまで大爆発とか大怪獣出現とか一切ないんだけど本当になんというか、心が洗われるような、そんな気分になりましたね・・・。父のために息子がぶん殴るシーンはマジで胸熱!
アメリカの田舎の景色もとても気持ちいいし、全編モノクロっていうのも味があってよかったな〜〜〜。ちなみに、主人公の兄は「ブレイキング・バッド」のソウル・グッドマン弁護士役やった人でした。顔も声もソウル・グッドマンそのものだけど、めちゃくちゃ優しいので違和感あったな。
【予告】