にっき084 - 自宅の近くのねこ
自宅の前に、ねこがいます。
以前は江東区という、23区内の中でも「2010年に初登場したんじゃないかな?」っていうぐらいで知名度が低いところに住んでおり、そこは「家の前が商店街」「路地裏にねこがいる」というかなり熱い利点があったのでけっこう住んでいたんですが、「都心から離れている」「駅から徒歩15分」という最大の汚点により友達が寄り付くことはありませんでした。
そんな状況を打破するために去年の8月に品川区に引っ越しました。なんとこちらも「家の前が商店街」「路地裏にねこがいる」という条件をクリアしており、さらに駅から徒歩1分という好条件を備えています。そんな条件が揃うところはまず無いと思っていたのに・・・ここが桃源郷ですね。そして写真は件の、今の自宅のすぐ向かいの一軒家に住んでいるねこです。かわいい。人懐っこい。でも名前が分かりません。以前の江東・・・区?ですか?そこの自宅の前にいたねこは家の人が「ちゃちゃ」と呼んでいたのを聞いたのでそのように呼び、愛でていました。名前を呼ぶことでよりいっそう愛着がわきますが、こちらで勝手につけるのも失礼な話です。名前を呼べないもどかしい日々が続いていました。
そんな中、わたくしが家路につくと、向かいの家に自転車に乗った女性が停まりました。ねこはその女性に近づき親しげにしています。もしや家の人かな?そう思うと、「名前・・・聞いておきたいな・・・」という気持ちもわいてきました。割と帰りが遅く、あまり近隣の人とコミュニケーションをとる機会もあまりなかったので、まさに好機です。
「すみません、そのねこ、名前なんていうんですか?」
「しらないです。」
すやすやと眠るシラナイデスかわいい~!