映画感想 - サスペリア(1977)
★★★☆☆
【あらすじ】
バレエの名門校に入学するためにドイツにやってきたスージー。学院の入り口まで来ると怯えた女生徒が「秘密、青いアイリス…」という言葉を吐きながら逃げ出していった。怪しい…。とりあえず入学し授業を受けるのだが、不審なことが起こるし、人が死にまくる…一体この学院には何を隠しているのだろうか?
【感想】
2018年リメイク版があるのでオリジナルで予習(見たことあったけど太古の昔なので全部忘れた)。これが40年前に作られたのが驚きなほどに突き詰められたホラーで、後世に残るのも納得だよな〜という感じでしたね。ゴブリンの不穏でやかましすぎるBGMに始まり、鮮烈な赤い照明と赤を基調とした学院の荘厳なインテリア、裏に何かを隠してることが分かるやばい人々、そこに放り込まれる美少女、インパクト重視の人の死にざま、当時見たら完全にちびりまくってただろうな。すごい!!
実は三部作ということもあって学院がひた隠しにしている存在の正体がこれだけでは分かりにくいことや正直いくつか変な点はあるけど、ホラーの礎を築いた偉大な作品に対してしょーもない指摘しても仕方ないので、あれはこういうことだと勝手に推測しておきます。ブラックジャックに「医師免許を取れ!」って怒るようなようなもんだよね。リメイク版はかなり大胆に変わってるらしく、楽しみだな〜
【予告】