にっきにっき

映画の感想ばかり書いているスーパーミラクルブログです。あなたのスターをお待ちしております

映画感想 - レゴ・ムービー2(2019)

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レゴ・ムービー2

★★★★★

 

【あらすじ】

外的要因の攻撃によってマッドマックスみたいな荒んだ世界になったブロックシティだったが、底抜けに明るいエメットだけは全くいつも通りであった。そんな中、謎の宇宙人メイヘムが現れてこの世界の実力者であるルーシーやバットマンを誘拐してしまう。エメットは途中で出会ったレックスの力を借りてルーシー達を救出に向かう!しかしこの敵は一体何者…?な話

 

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【感想】

映画を愛し、映画に愛されてるので試写会へ。ありがたや…。レゴムービーといえば、「レゴの映画て誰が見んだよ(笑)」と斜に構えて見てみたら世界最高にハッピーでハチャメチャな娯楽作品の極北で衝撃を受けてそれ以来ワーナーに足を向けて眠れなくなった思い出があったので、続編ってことでもちろん期待しまくってました。結果、前作と同じような感じでありながらさらに奥行きを持たせた何でもアリ過ぎる世界観でメチャメチャに全てはサイコー!な完成度!!!!「1」の時点でおもろが極まってたのに、それを超えるなんてあります?続編がスベる法則、最近はマジで通用しない!最高!

 

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今回は友達の危機を救うためにエメットが宇宙を駆け抜けて頑張るという話を軸にしながら、やはり前回同様に持ち主にもスポットライトを当てて誰しも経験することをレゴと絡めながらメッセージとして展開させるこの構成力!美!緻密な伏線回収も気持ちいい上に小ネタも拾いきれないくらい詰め込んでそこもまた楽しすぎ。特にバットマンへのいじりがマジでえげつなくて凄かった…。あと今回は劇中歌にもかなり力を入れていて素晴らしかったな〜。特に「頭にこびりつく歌」はマジで頭にこびりつくし、メタ要素を含んだエンドクレジットもゴキゲン過ぎ!ファミリーで楽しめるエンタメムービーですね。オススメです

 

【めちゃめちゃ良いエンディングテーマ】

 

【予告】

 

【前作】

 

映画感想 - The Witch/魔女(2018)

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The Witch/魔女

★★★★★

 

【あらすじ】

特殊な施設から脱走したショックで記憶喪失になり、気を失ってるところをク夫婦に助けられた少女ジャユンはそのままク家の世話になり10年。家畜の世話に家事に大忙しだったが、大金を手にするためにスター発掘番組に出演し美声+ある手品を披露したところ一躍有名に!しかし謎の組織に目をつけられてしまう…果たしてジャユンは何者なのか…?な話

 

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【感想】

映画紹介ツイッタラーによりこの作品の存在を知り、主演キム・ダミさんの素朴ながらキュートなご尊顔が気になって見てみました。ジャケットとそこに書かれたコピーからもお察しできるように、な、な、な、ナメてた奴が最強の戦士だったという一番熱いパターンーーー!!!!!!最高〜〜!!気持ちいい〜〜!おもろ〜!!THIS IS OMORO EIGA〜〜!!!ジョン・ウィック〜!ロバート・マッコール〜!ブライアン・ミルズ〜!そしてク・ジャユン〜!と言わざるを得ない楽しいやつでした

 

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序盤はジャユンと彼女を取り巻く友達、家族との触れ合いをじっくり丁寧に描いて、謎の組織が徐々に近づいてくるところでテンションを少しずつ高めていき、緊張が最大限に高まった開始1時間07分、全てが爆発する!!!!ここの覚醒があまりにも最高過ぎて何回もループして見ちゃいました。そこから小柄な少女が信じられないパワーでバッタバッタと痛快になぎ倒していくその姿はまさに韓国版アリータバトルエンジェル!!ストーリーや設定はまあ無茶苦茶で非現実的すぎるけど、細かいことは気にせずに楽しむとよいですね

 

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そして、主演のキム・ダミさんがとにかくかわいい!地味でちっちゃくて折れそうな細さだけど表情豊かで魅力的だし、特に列車の中でゆで卵を頬張りまくるシーンがとにかく最高!覚醒後の表情もそれまでとは全然違う気高さ上品さも持ち合わせて、演技の幅広さを見せてくれました。しかも英題を見ると「Part1」って書いてあって、続いてくれるんかい!という嬉しさも。全くチェックしてなかったけどめちゃめちゃOMOROでした…敬具

 

【予告】

映画感想 - 海底47m(2017)

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海底47m

★★★★☆

 

【あらすじ】

リサとケイトの仲良し姉妹はメキシコ旅行を満喫中。そこで出会った男にそそのかされて「シャークケージダイビング」に興味を持つ。鉄製のケージの中に入って海に潜りサメが寄ってきてこわ楽しい〜というアクティビティだが、案の定ケージを吊ってたウィンチがプチーン!47mの海底一直線ドーン!!空気無し!光無し!サメだらけ!まさに絶望!な話

 

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【感想】

実に分かりやすいワンシチュエーションもののスリラー。ケージに閉じ込められたまま海底に突き落とされて以降1時間近く一切場面が変わることなく海底で展開していくのはなかなか思い切ってたけどかなりの閉塞感と不安感に満たされて良い出来でしたね。着々と減る空気、自由度の効かない水中、狭い視界、来ないレスキュー、非力な姉妹、血の匂いを嗅ぎつけたサメ、絶望的要素が多すぎる!登場人物が二人ということもあってか、血が出まくってるのにサメが勿体ぶってたなってのはあったけど、予想とタイミングを外して迫り来る動きはなかなか巧みでした。最後の畳み掛けもなかなか凝ってて最後まで楽しめる!

 

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姉妹は文字通りパニクりすぎてギャーギャー騒いだり、発煙筒を落とす、水中銃の暴発で怪我する、遠くにあるライトを拾ったら帰り道が分からなくなるなどうっかりミスの連発でなかなかストレスのたまる展開が多かったけど、実際にこんな最悪な状況に陥ったらスマートな行動なんか出来るわけないよな〜というリアリティを感じました。ここで無傷ですぐ戻ってこれるのはジェイソン・ステイサムドウェイン・ジョンソンぐらいだな…

 

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そんな感じでさくっとスリルを味わいたい人はオススメです。ていうかこの映画のせいで本当にシャークケージダイビングを生業としてる人は商売あがったりにならないのかな…

 

【予告】

 

【海、サメ関連】

映画感想 - セレニティー 平穏の海(2019)

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セレニティー:平穏の海

★★★★☆

 

【あらすじ】

平和なプリマス島で釣りを生業とするディルは大物のマグロ「ジャスティス」を釣ろうと躍起になっていたが、元妻カレンが突然現れて「現夫に虐待されてるから、殺して海の藻屑にして…。報酬は1000万ドル」と依頼される。別れた息子パトリックのことが気になっていたディルは渋々引き受けるが、予想もしない結末が待ち受ける…な話

 

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【感想】

ネトフリ映画で、「オン・ザ・ハイウェイ その夜86分」のスティーブン・ナイト監督の新作。twitterで「海外の評価はよろしくないけどそのとんでもない内容に批評家が戦慄してる」というやけに気になる感想を見かけて気になってたので見てみました。なるほど…サスペンスものと思いきや、中盤から全く予想してなかった展開に転がっていって頭の処理が追いつかなくなりそうなほど凄かった…!現夫を殺すミッション、大物を釣り上げるミッション、そしてもう一つのどでかいツイストという多重構造で紡がれるストーリーはかなり思い切りがよく攻めまくってたけど、何とか剛力で着地させた監督の手腕はお見事と言いたくなりました

 

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序盤からそこら中に散りばめられた「違和感」はかなりのもので、あっちも変、こっちも変、何故このジジイにカメラが寄っていく!?このカメラワークは何だ!?この不思議な感覚は…?などなど最早違和感から先に作ったのではないかと言うくらい。そこからディルと元妻や島民との関係性、元妻の虐待により自分の殻に閉じこもった息子などを明らかにしていきながら中盤から全てを覆す怒涛の展開。他のレビュー読むとちょっと予想できちゃいそうなヒントが書かれていたので、出来ればこのまま他の事前評判を読まずに見てみるといいと思います。気になったら是非見てみてください…敬具

 

【予告】

映画感想 - スパイダーマン:スパイダーバース(2018)

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スパイダーマン:スパイダーバース

★★★★★★

 

【あらすじ】

高校生マイルスはある日特殊なクモに噛まれてスパイダーマンとしての才能を開花させる。しかし本家スパイダーマンが敵と戦ってる間に次元に歪みが発生し、さらに本家が死亡…。世界中が悲しんでいるそのさなか、マイルスの前に別の世界線からやって来たもうひとりのスパイダーマンが現れたことで、マイルスの運命は動き出す…!

 

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【感想】

俺がとやかく言うまでもなく、あまりにも、あまりにも、あまりにも最高過ぎる……、ありがとう…スパイダーマン…、ありがとう、スタン・リー…これほどまでに最高のキャラクターを生み出してくれて…、そしてありがとう、スタン・リーの両親…スパイダーマンという最高のキャラクターを創造する偉人を産んでくれて…

 

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ストーリー、キャラクター、演出、メッセージ、全てが世界最高の水準、スパイダーマンが初めて「一人じゃないこと」を知った記念碑的映画…。このレビュー見たら、今すぐチケット予約した方がいい…今日予定があれば、明日…。明日予定があれば、直近で2時間あくタイミングで。絶対に絶対に絶対に見た方がいい…こんな最高な体験は無いから…

 

【予告】

映画感想 - 麻薬王(2018)

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麻薬王

★★★☆☆

 

【あらすじ】

1970年代。密輸業者のイ・ドゥサムは麻薬密売に目をつけ、原料を日本から輸入し、釜山の新鮮な水と空気とともに麻薬を製造、そして日本へ輸出して荒稼ぎする計画を立てる。さまざまな人々を味方につけて昼は愛国者として献身し、夜は麻薬を売りさばく二重生活だったが、熱血敏腕検事キム・イングが黙っていなかった。果たして麻薬王の運命は…?な話

 

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【感想】

韓国のネトフリオリジナル映画。最近韓国産よく見てるな。1970年の釜山と日本を舞台に、実在の麻薬王の栄枯盛衰を描いたクライムサスペンス。テーマとしてはブレイキングバッドが少し頭をよぎるものの、主役を演じたソン・ガンホの怪演が素晴らしいのと、音楽の使い方やテンポも相まってかなりコミカルに描いてるのもあってかなり差別化が図られてます。口八丁手八丁で政治家や警察も金で味方につけまくってのし上がっていく分かりやすい悪に対して、ガンバレ正義の検事!!と応援したくなる構図も分かりやすく、大変見やすい完成度でしたね

 

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日本では第二次大戦中に恐怖心を無くすためにヒロポンが打たれまくって、戦争が終わっても中毒者が続出したことで国内で禁止されてたのに、イ・ドゥサムがそこに目をつけて日本のヤクザと手を組んで国内に流通させまくったというヤバイ歴史と、ヤクザの抗争がめちゃめちゃ盛んな当時の日本の社会情勢にも切り込んでて、攻めとるなぁ〜と戦慄しました。さらに70年代の日本の再現も特に違和感の無いクオリティ。本当に70年代に撮影されたかのような雰囲気も楽しめます。でも、麻薬はダメゼッタイ!

 

【予告】

映画感想 - マウス・オブ・マッドネス(1994)

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マウス・オブ・マッドネス

★★★★☆

 

【あらすじ】

保険調査員トレントは失踪した人気作家サター・ケーンを捜索して欲しいという依頼を受ける。彼の著作から地図に存在しないホブの町にいるのではと仮説を立てリンダとともに向かうが、次々と不気味で奇怪なことがおこり、次第に正気を失っていく。果たしてサター・ケーンは見つかるのか?この怪奇現象の正体は?な話

 

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【感想】

弊社同僚が「一番DAISUKI」と推していた、ジョン・カーペンターのホラー。いや〜怖い!めちゃめちゃ怖かった!20年以上前のやつなのに、そんなことを感じさせないほどの圧倒的インパクト!ホブの町でトレントが体験する正気を失うような超常現象は数え切れないほど起こるんだけど、そのどれもが本当に発狂した奴が見る夢みたいな論理や常識を超えたヤバさがあって背筋がずっと冷える思いで見てました。文字で説明しても一切分からないので実際にその目で見た方がいいですね

 

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サター・ケーンの著作は「読むとみんな正気を失う」というやばいやつで、一度手にしてしまったら夢と幻覚と現実の区別が全くつかなくなるほど。その描写が古さを感じさせないのがすごく新鮮で、20年以上前のやつなのに、そんなことを感じさせないほどの圧倒的インパクト!ホブの町でトレントが体験する正気を失うような超常現象は数え切れないほど起こるんだけど、そのどれもが本当に発狂した奴が見る夢みたいな論理や常識を超えたヤバさがあって背筋がずっと冷える思いで見てました。文字で説明しても一切分からないので実際にその目で見た方がいいですね。あれ?同じこと2回言ってます?そんなこと無いと思うんですが。正気を失ってるわけでは。ありません。俺は普通です普通普通普通普通普通大丈夫大丈夫大丈夫だってホブの町でトレントが体験する超常現象は数え切れないほど起

 

【予告】

映画感想 - アンフレンデッド:ダークウェブ(2018)

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アンフレンデッド:ダークウェブ

★★★☆☆

 

【あらすじ】

中古PCを手に入れたマタイアスは早速セットアップして自分のものにしていたが、ローカルに隠されていた沢山の動画ファイルにはドラム缶に詰められた人や夜中に寝室に忍び込む人の模様が収められていた。やがて友達とビデオ通話してる途中に元の持ち主から「PC返しちくり〜さもなくば通話してる奴ら殺す」と脅迫される。そして一人一人、殺されていく…!な話

 

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【感想】

PC画面だけで展開する新手のPOV「アンフレンデッド」の続編。前回はサイバーオバケが一人ずつ復讐していきながらドロドロした人間関係を炙り出していく斬新な仕上がりだったけど、今回はオバケ要素は無く闇サイトのやばい奴らによる人知を超えたすごいハッキングで一人一人追い詰められていく…という感じ。雰囲気とコンセプトはガラッと変わったけど前回と同じことしてもしゃーないし、殺し方のバリエーションもなかなか凝ってて個人的には好きでした。今までYouTubeにUPしてた声を拾って組み合わせて上手く犯行声明に仕立て上げて、その音源を警察の電話に聞かせて突撃させるなど、「そこまで出来るんかい!」と思わせる手法はなかなか面白いです。トータルで見るとワンカットで撮られてるようなスリリングで緊張感あふれる見せ方も良い

 

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…ただ、登場人物の行動にやや「?」が浮かんだり、自業自得だな〜と言わざるを得ないダークサイドへの抵触や、闇サイトの住民によるハッキングパワーによるものだとしたらちょっと辻褄が合わないところなど、気になる点は割とあったかな〜。監督の「前と同じことはしたくない!」という気概は感じ取れて好感度は高いものの、もうちょっと頑張ろっ!と応援したくなっちゃいましたね。友達も完全にとばっちり食らった形になってかわいそうだし、ストーリーが動き出すまでの序盤もかなり冗長なのとPC画面の字が小さいのとで老人の私は少しウトウトしてしまいました。ごめんなさい。そう考えると前作は標的になる奴らの関係性や、サイバーオバケの仕業で細かい論理を完全無視できる剛力など、かなり上手いこと出来てましたね

 

【予告】

 

【前作】

前作はかなりおもしろい

映画感想 - ロマンティックじゃない?(2019)

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ロマンティックじゃない?

★★★★★

 

【あらすじ】

おデブちゃんナタリーはラブコメ映画の嫌なとこを3時間ぐらい語れるほど恋愛に否定的で誰にも心を開かなかったが、ある日強盗ともみくちゃになった時に頭を打ち気絶。目が覚めたら世界はラブコメ映画みたいになっていた!綺麗な街と自宅、ゲイの親友、ライバルの同僚、突然歌い出す人々、そしてイケメンとの運命的な出会い…!こんな世界イヤ〜!な話

 

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【感想】

この監督の前作である、ホラー映画の中に入っちゃう「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」が世界最高に面白くて、新作はラブコメ映画みたいな世界に行くって、そりゃあ見るしかないでしょう!日本公開あるかな〜と思ってたらいきなりネトフリオリジナル映画として入ってきてハッピー。そして、案の定面白すぎる!!!!!

 

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今作でもラブコメ映画のあるあるをメタ的に仕込みながら「ラブコメ嫌いがラブコメ世界の中でラブコメみたいな展開にあえて乗っかる」という流れがミソで、ラブコメ世界の中のストーリーは全ての定石が詰まった何のひねりの無いものなのに、一歩引いた目線で見ることで「あ〜あるある!化粧バッチリで朝起きるとかある〜!自分を全肯定してくれるゲイの親友とか、セックスは全部カットして朝にワープしちゃうとか、全部みたことある〜!」と全てのシーンが笑いに昇華される!ここがスゴイ!!その中で自分のコンプレックスを受け入れて克服していく流れもベタながら本当に完璧で、誰もが心から楽しめるエンタメ映画に仕上がっていた気がします。ラブコメあるあるが本当に精度高くて、全部メモしていきたいくらいだったな〜

 

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主演のレベル・ウィルソンさんはアメリカ版渡辺直美みたいな可愛げがあって最高だし、リアム・ヘムズワースのチョイスと使い方も素晴らしい!リメイク版ゴーストバスターズクリス・ヘムズワースと重なる!そんな感じで全てのバランスが整った超傑作で、映画好きの皆様ほど絶対に絶対に絶対に楽しく見れるので、今すぐ!見ましょう!!!逆に次にラブコメ映画見たらずっと違う意味で笑っちゃうかもな〜

 

【予告】

 

【監督の前作】

これも最高なんで絶対見たほうがいい

映画感想 - 特捜部Q キジ殺し(2014)

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特捜部Q キジ殺し

★★★★☆

 

【あらすじ】

未解決事件を専門に捜査する特捜部Qでは、20年前に起こった兄妹惨殺事件に目をつけた。エリート校で発生したこの痛ましい事件はビャーネという男が逮捕されて解決したかに見えたが、当時の資料を細かく調べていくと唯一の通報者であるキアステンが現在まで失踪していることが判明。果たして真相はいかに…?な話

 

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【感想】

北欧のミステリー映画シリーズ第二弾。前回は犯人の犯行がかなりえげつなく、暗く重い話だったけど、今回も同じく重い話だった…!真相自体はそこまで驚きは無く「ま、そうだよね」って感じではあるものの、無骨で向こう見ずな捜査で突き進むカールとブレーキ役のアサドの地味コンビの地道な捜査パートと20年前の主要人物の行動に現在のキアステンの様子が交互に紡がれていく展開はかなりテンポが良くて今何が起きていてどういう行動に出ているのかとても分かりやすかったですね。胸糞展開ではあるけどある意味スッキリ片付くのも後腐れが無くてよい。一発で分かる真犯人も心根が腐った本物の外道なのも素晴らしい!

 

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それにしてもカールとアサドのコンビはマジで良すぎますね…カールが熱くなりすぎるところでさらっと「まずはコーヒー飲みましょ」ってなだめたり(でもカールはアサドの淹れるコーヒーが濃すぎて嫌い)、カールが怪我して病院で寝てる病室で秘書が「何でついていってんの?」て聞いた時にアサドがつぶやく「彼には俺しかいないんです」っていう言葉が沁みるし、その翌朝カールが目覚めた時もずっとアサドがそばにいるのも泣ける!お互いに深く入り込まないけどしっかりと信頼しあってるのが透けて見える感じがいいですね…このコンビ、永遠なれ…

 

【予告】