にっきにっき

映画の感想ばかり書いているスーパーミラクルブログです。あなたのスターをお待ちしております

映画感想 - アントマン&ワスプ(2018)

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アントマン&ワスプ

★★★★★

 

【あらすじ】

アントマンアベンジャーズの内乱に加担した影響でFBIの監視下におかれ、外出禁止令が出ていた。そんな中、アントマンスーツの開発者ピム博士から新たな任務を言い渡される。それはアントマンの秘密であるピム粒子の研究所を狙うヴィラン「ゴースト」から、研究所を護衛するというものだった。さらにピム博士は、30年前に自分を救うためにめちゃくちゃ小さくなりすぎて消息を絶ってしまった妻の居場所を突き止め、救助に向かおうと超ミクロの世界に旅立とうとしていた…

 

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【感想】

試写会にて。いつもありがとう…。予告の時点で車、ペッツ、ビル、人間、様々なものがミクロ化&巨大化してわちゃわちゃする時点で最高だけど、ここからさらに30年前に量子世界に行ってしまったピム博士の妻を救う展開を軸に、全てをすり抜ける悪役ゴーストやFBIやらが邪魔しまくって、まさにてんやわんやのキリキリ舞い…すなわち最高と言わざるを得ない!

 

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アントマンは終始スーツの拡大・縮小化が不調で変なとこで微妙に巨大化したり縮んだりしながらも生来の悪知恵を働かせてコミカルに戦いつつ、一方相棒のワスプはストレートな武術派で拡大縮小を自在に使って気持ちよく敵をなぎ倒すという、同じ特殊能力を持っていながら完璧に役割分担されてるとこも素晴らしかったな〜。そこに前作からの友人ルイス(マイケル・ペーニャ)が喋りでキッチリ存在感を見せつける…奇跡的なバランスっっ!!敵のゴーストも完全な悪では無く、不幸な生い立ちからなるべくしてなってしまったという苦悩も描いており、しっかりとキャラが立っていて見応えあり…。マーベル映画、本当にすごいよ…。

 

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ストーリー自体は蟻だけにやや小ぢんまりしつつも、インフィニティウォー続編に思いっきり関わってくるのが分かりまくるエンドロール後の展開に、今後もマーベルに目が離せなさすぎる…キャプテン・マーベルとともに世界を救ってくれ〜〜!!

 

【予告】

映画感想 - 悪魔の奴隷(2017)

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悪魔の奴隷

★★★★☆

 

【感想】

リニの母親は3年以上病に伏せており、三人の弟の面倒を見る母親の代わりになって生活していた。しかし医療費は重なってしまい生活は困窮した結果、家を売却し田舎に移り住むことにした。ほどなくして母親は治療の甲斐なく死んでしまい、父は出稼ぎに出ることになって、リニは三人の弟と暮らすことに。しかし夜になるごとに、母親が帰ってきたかのような気配がする。いつもリニを呼ぶ時に鳴らしていた鈴が、今もなお鳴るのだ…。やがて母が怪しい集団とのつながりを持っていたことが分かったリニは、怪奇現象の原因もその集団のせいか?と突き止めようとする。

 

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【感想】

ここ数年、インドネシア映画は「ザ・レイド」やら、日本公開されてないめちゃおもろサイコホラー「リチュアル」などかなりいいセンいってて、こちらそのリチュアルの監督のジョコ・アンワルなので見てみた。もともとは70年代にあった同名のホラー映画のリメイクだそうですね。当時の邦題が「夜霧のジョギジョギモンスター」というらしいですが…(本作にジョギジョギ要素ゼロ)

 

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これがなかなかどうして、ホラー映画の定石をしっかり取り入れながら、鈴の音、井戸、扉のきしむ音など、小道具と音でビビらせる手法はお見事でした…!「ここでこの鈴〜〜!ヒィ〜!」と暑い夏にピッタリの怪談って感じで良かったです。さらにインドネシアの埋葬の風習や悪魔信仰的な考え方なども日本や諸外国とは結構違って、その辺の差も興味深いですよ。後味の悪さやエンディングの余韻もインドネシアならでは〜って感じで、ホラー映画の面白さとしては、平均以上いってると思います。

 

この調子で「リチュアル」も日本公開して欲しい。マジでヤバイから…

 

【予告】

無害だけど怖いよ

 

【ジョコ・アンワル関連】

映画感想 - リトルデビル(2017)

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リトルデビル

★★★☆☆

 

【あらすじ】

サマンサと結婚し、連れ子を迎え入れ新生活を始めようとしていたゲイリーだったが、その連れ子ルーカスは無口で誰とも心を開かず笑顔もない。ゲイリーは父として絆を深めようとするが、ルーカスは"悪魔の子"だった…!一体どうなる?

 

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【感想】

オーメン」を下敷きにしたホラーコメディで、監督は「タッカーとデイル」の人。タッカーとデイル、まじで面白かったからこっちもあわせて見てみたけど、こちらもなかなかどうして、な感じでした。ルーカスと絆を深めようとするも全くなびかないルーカスがあの手この手で楽しませようとするところはかなり泣ける。血がつながってないのに…。見ていくうちに徐々にゲイリーに感情移入してきて、プールで遊ぶ辺りからルーカスの笑顔も増えてきて、うっ、うおおおおお〜〜!泣ける〜〜〜!となりました(笑えるんかいっっっ!とは思ったけど)。終盤の宗教がからんだ展開も説教くさくなく、どこまでもコメディ一直線を貫いていく感じでよかったですね。

 

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ゲイリーの友達のアルという人、見た目がおばさんで口調や下ネタ具合も男っぽい、かつ父親としての配役で「???」と思ってたんだけど、ブリジット・エヴェレットという正真正銘の女優さんで、性に左右されない配役で今どきだな〜と思った。凝り固まった頭をほぐさねばなりませんね。

 

【予告】

映画感想 - リベンジ(2017)

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リベンジ

★★★★☆

 

【あらすじ】

スケベ女のジェニファーは、不倫相手でセレブのリチャードとともに砂漠の別荘にやってきた。二人でよろしくやるつもりだったが、狩猟仲間のきたねえおっさん二人が現れてちょっと不穏になる。

 

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乾ききった砂漠地帯にこんな女がいたら、粗暴な男たちは襲わずにいられない。かくしてジェニファーは思いっきりレイプされてしまったのだが、さらに最悪なことにリチャードに助けを求めるも口封じのために崖から突き落とされてしまった!死んだ!

 

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30〜40mぐらい落ちた上に、木が腹部を完全に貫通し、モズの早贄みたいになってしまった…死んだ…完全に…!しかしジェニファーは生きていた!不屈すぎる!命からがら身を潜め傷を癒やすが、思い出されるのは突き落とされたその事実のみ。うおおおお、絶対に許さん!!!かくして男三人を葬り去るジェニファーの復讐劇が始まった…。

 

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【感想】

いや〜〜〜これ良いですよ…。残虐描写がすごすぎて日本公開時はモザイクかかるのでは?という疑念があったけどいざ蓋を開けてみればモザイクはチンチンぐらいであとはだいたい見せてくれるという英断の結果、かなり楽しく見させていただきました…。エッチ過ぎる女が不屈の闘志を燃やしてきたねえ男を葬り去るわかりやすいストーリーとテンポの良さ、目にナイフを突き刺したり木の枝に貫通するなどのグロ描写のバリエーションの良さなど、メリハリがあって最高。

 

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↑神がかった硬直シーン

 

「この貫通具合に失血、絶対死ぬ!」という超危機的状況からの奇跡のリカバリーもすごいし、たまたま持ってた"あるアイテム"を利用した奇想天外な応急処置シーンも楽しい。さらに女は重傷を負っている点、男達も「情報ゼロ、痕跡ゼロでどうやって探し出すか、ここでトドメを刺さないと自分のキャリアがやばい」という点でお互いディスアドバンテージがあるのも展開がスリリングになっていてバランスが取れていたかな。おまけで女のスケベさも素晴らしかったので、見る人を選ぶが良さが揃った逸品でした。監督が女ってのもすごい

 

【予告がめちゃめちゃサイコー】

 

【復讐関連】

NETFLIXにあるよ

映画感想 - ヒットマンズ・ボディガード(2017)

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ヒットマンズ・ボディガー

★★★★★

 

【あらすじ】

ベラルーシの独裁者デュコビッチは、非人道的な行為により国際司法裁判所で裁かれることになっていた。しかし有力な証言者を次々とぶち殺しまくっており、このままでは有罪を確立させることが出来ない。最後の情報を持つ証人として候補の挙がったのは、暗殺者のダリウス・キンケイド。妻の恩赦を条件に証言台に立つことに同意したが、インターポールによる護送中の厳重な警備も内通者の情報密告により壊滅状態に。内通者の目をごまかしながらダリウスを護衛できる最後の希望は、一線を退いた凄腕ボディガードのマイケルのみだった…。果たしてマイケルは無事にキンケイドを裁判所まで連行し、デュコビッチの罪を証言できるのか?

 

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【感想】

海外では映画館で公開されたけど、なぜか日本ではNETFLIX独占公開に。いや、いいけどね。めちゃめちゃ面白いから〜〜〜〜!!!口喧嘩する白人と黒人のバディ・ムービーにハズレ無し!それがライアン・レイノルズサミュエル・L・ジャクソン、そして悪役がゲイリー・オールドマンと来たもんだ!いやますます劇場公開してくれや!

 

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いや〜実に分かりやすいストーリー。ボートで逃げるキンケイドを車で追いかける殺し屋をバイクで並走して護るマイケルのあつあつボート&カー&バイクチェイス!警察なんか機能してないイケイケなガンアクション、建物・車ところかまわず爆発、大爆発を背景に敵を追い詰めるシーン、このシーンがあればマチガイなしな厨房での近接格闘(バーガー焼く鉄板に顔をこすりつける)、そして高いところから落ちる悪役!ああ、ここにはアクション映画の"全て"がある…。ありがとう…。

 

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シートベルトし忘れてフロントガラスをぶち破るライアン・レイノルズ

 

【予告】

映画感想 - タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010)

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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら

★★★★☆

 

【あらすじ】

気弱なデブのデイルと口が上手いタッカーは相棒同士。ある日、山奥の空き家を別荘として買い取った二人は休暇を利用して補修工事を行い、釣りなどをしてのんびり楽しもうと思っていた。同じころ、キャンプを楽しもうと山奥の空き家にたどり着いた若い大学生グループがタッカーとデイルと鉢合わせし、彼らを「山奥の殺人鬼」と勘違い。殺られる前に殺れ!と襲いかかってくるが、若者たちは一人、また一人と勝手に自滅していく〜!

 

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【感想】

死霊のはらわた」のようなベタなホラーシチュエーションで、殺人鬼と勘違いされた田舎者が若者に襲われるもののどんどん勝手に死んでいくという、ホラー映画の定石を逆手にとったコメディ。これは見てて楽しい。

 

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ウッドチッパーへダイブ!

 

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チェンソーで蜂の巣を壊して大量のハチに追われるタッカーから逃げていたら勝手に木の枝が体を貫通!

 

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木の槍で刺そうとしたら躓いて自分に貫通!

 

などなど、あの手この手で勝手に死んでいく姿はかなり面白いです(ややグロいけど)。この大学生側が見た目だけで悪と決めつけて何の話も聞こうとしないところはなかなか胸糞ですが、そういう奴がどんどん死んでいくのはスカッとしましたね。タッカーとデイルよ、二人の友情がいつまでも続きますように…。ヒロインのアリソンちゃん(カトリーナ・ボウデン)、かなり可愛い

 

【予告】

映画感想 - ザ・リチュアル -いけにえの儀式-(2017)

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ザ・リチュアル -いけにえの儀式-

★★★★☆

 

【あらすじ】

ルークたち仲良し5人組おじさんが今日もバーで酒を飲んでいたのだが、そのうちの1人ゲイルがコンビニに押し入った強盗に突然殺されてしまった。その一部始終を見ることしか出来なかったルークは後悔の念に苛まれる。数年後、ゲイルを弔うために残された4人はハイキングにでかけ、頂上でゲイルに献杯した。

 

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しかしその帰り際、怪しげの儀式の跡や、内臓を引っ張り出されて木に吊るされた獣の死骸、「何か」に追われる気配など、ただならぬ雰囲気を感じる。早くこの森から抜けたいんですけど〜〜〜〜〜〜〜!?!?!?

 

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【あらすじ】

森の中で「何か」に一人また一人と襲われてしまうブレアウィッチ系ホラー。Filmarks見たら評価低いね!いいと思うけど!森で出会う「何か」は極限までビジュアルが制限されて恐怖を煽り、一人ずつやられていくのはベタな展開で目新しさはないけど、満を持して解禁されるその造形はめちゃめちゃ最高の最高で、それを崇め奉る人々の存在も良かった。

 

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この、こいつのさ〜〜〜ビジュアル全景がまじで最高なのよ。そいつの設定も中二心をくすぐるような絶妙さでなかなかテンションも上がるし、ルークの「自責の念と痛みを抱えている」という要素がストーリーに深みを出してていいんだよ〜〜〜。評価低いけど俺は良いと思うんで、是非見て確かめて欲しい。

 

「何か」もめちゃめちゃ怖いけど、目の前でいきなり友人が殺されたのに何もできなかったことと、それをほかの友人に責められるのは見てる側でもかなりキツかったです。俺なら消えて無くなりたくなるな。ちなみに監督は「V/H/S」の第一話「Amateur Night(バーで知り合った女がヤバイ奴だった話)」のデビット・ブルックナー

 

【予告】

映画感想 - 鋼鉄の雨(2017)

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鋼鉄の雨

★★★★☆

 

【あらすじ】

北朝鮮でクーデターが発生。「鋼鉄の雨」と呼ばれるやばい兵器がとある工場に降り注ぎ、北のトップである「委員長同志」が意識不明の重傷を負ってしまう。クーデターを阻止しようとしていた北の工作員チョルウは、委員長を救出し辛くも南の韓国へ脱出。しかしこのクーデターがきっかけで、南北の緊張感は爆裂。今にも戦争がおっ始まろうとしていた。工作員チョルウは、韓国潜伏中に大統領側近の外交官チョルウとバディを組み、戦争を阻止してクーデター首謀者を突き止め、さらに委員長を無事に北に帰せるのか!?

 

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【感想】

攻めまくったNETFLIXオリジナル映画。ここで登場する「委員長」、顔がしっかり見えずセリフも無いんだけど、その体型や敬愛のされ方や「将軍様〜!」と呼ばれるなど、完っっっっっっっ全にあの人なんですよね。そして「北朝鮮と韓国の戦争勃発寸前」という重々しいテーマ…!

 

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と思いきや、緊迫感はありつつもカーチェイス、近接戦闘、ポリティカルサスペンスとあらゆるエンタメを詰め込んだ良作で、あっという間の2時間でした。タイトルにもなってる兵器「鋼鉄の雨」が降り注ぐ虐殺シーンはマジでシャレにならないやばさがあって、非常に鮮烈。こんなこと明日にも起こりそうな情勢である中でよくこんな映画作れたな〜という感じで、NETFLIXオリジナル映画の攻めの姿勢を感じられるやつでした。

 

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ひょんなことからバディを組むことになった二人のチョルウはチョン・ウソンとクァク・ドウォンは「アシュラ」でも共演しており、息はバッチリ。気難しい工作員と陽気な外交官という対比もベタなバディ・ムービーの定石をしっかりとなぞっていて即席ながら見てて楽しいですね。二人で冷麺をすすりまくるシーンは特に良い。

 

【予告】

映画感想 - TAU/タウ(2018)

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TAU

★★★★☆

 

【あらすじ】

スリ常習犯のジュリアは、ひと仕事終えて家で休んでいるところに何者かの襲撃に遭ってしまう。目覚めると、どこかの屋敷に監禁され首の付け根に謎の装置を埋め込まれていた。どうやらここは科学者アレックスのスマートハウスで、人間と同じ思考や知覚を持つ超絶人工知能TAU」によって制御されており、アレックスはTAUのさらなる品質向上のため、ジュリアの知覚をインストールしようとしていたのであった。ジュリアは監禁なんてたまったもんじゃないと逃げようとするが、屋敷はTAUの制御下にあり、全く出られる気配が無い。そうだ…TAUを味方につければワンチャンあるかも…!?

 

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【感想】

NETFLIXオリジナル映画で、主演は「イット・フォローズ」のマイカ・モンロー人工知能の声がゲイリー・オールドマン。この時点で良い。密室+人工知能ということで似たシチュエーションで「エクス・マキナ」が挙げられますが、こちらの人工知能は人間をたぶらかすようなものではなく自分を人間と思い込んでいて、ご主人の命令には絶対というなかなかの忠犬っぷりがかわいい奴でした。

 

さらに、アレックスの研究に都合のいいものしか教えてなかったので「外…?"世界"…?なにそれ…?もっと教えて…?」と、アレックスの留守中に知的好奇心がどんどん膨れ上がってくるのもまたかわいいんですよ。「原始人の歴史について教えてあげるから二階に何があるか教えて」とジュリアが交換条件を出してきて、TAUも原始人のことが知りたいからそれを飲むという。かわいいよ!

 

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TAUの基本ビジュアルは逆三角形で非常にスタイリッシュです。さらにTAUがコントロールするちっこいドローンの大群(おそうじ名人)や殺戮兵器などの造形もかなりカッコよく、見てて飽きない。そしてジュリアとTAUの間の友情がね…。NETFLIXのオリジナル映画は微妙なやつ多いけど、これはなかなか面白いので是非どうぞ。

 

【予告】

 

NETFLIXオリジナル映画関連】

良い

 

ベビーシッターのビーどのかわいすぎ

映画感想 - ウィンチェスター・ハウス(2018)

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ウィンチェスターハウス

★★★☆☆

 

【あらすじ】

ウィンチェスター銃で莫大な富を築いたサラ・ウィンチェスター氏は銃で命を落として化けて出た亡霊を鎮めるため、自分の屋敷を無限に増改築していた。霊媒師のアドバイスとはいえ、ウィンチェスターの経営陣は「やべ〜ババアだ」と心配し、精神科医のエリックを送り込むことにした。もしマジで気が狂ってたら今後の経営権を剥奪するためである。果たして屋敷に棲まう亡霊とは一体…?

 

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【感想】

ソウの最新作「ジグソウ:ソウ・レガシー」やらタイムパラドックスの秀作「プリデスティネーション」でおなじみのスピエリッグ兄弟の最新作。過去二作がすげ〜好きなので見てみましたが、まあ可もなく不可もなく…直球ストレートなホラーって感じでしたね。

 

音のビビらせとおばけのビビらせにステータスを振っているせいで、銃社会に対するアンチテーゼ的なところがもう少し強ければいいのに〜とか、主人公と妻との思い出をもうちょっと掘り下げてくれ〜とか、屋敷の迷宮さをもうちょっと堪能させてくれ〜〜〜とかは思ってしまいました。ホラーとしては丁寧な作りでいいと思います。

 

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この、鏡を使って4コマ漫画みたいに畳み掛けてくるビビらせは最早一周まわって笑ってしまいました。

 

【予告】

 

【スピエリッグ兄弟関連】